今日はとても気持ちの良い天気でした。
さて、最近よくある事例を紹介します。
今日初めて来店お客様の例なのですが、
年齢は70歳の女性。
車の運転もほぼ毎日、(夜間運転はしない)
新聞や本も1時間以上拝読。
遠近両用歴は20年以上 車以外では眼鏡を外している事が多い。
老眼鏡も所持(読書用) 時々歳のせいか疲れや滲んだ見え方もあり、
眼科に通っているが解決に至らない。 これが第一の症状だそうです。
既存眼鏡 右 遠視2.00 乱視は少し 視力0.8
左 遠視2.00 乱視は少し 視力1.0 両目の視力1.0
測定してみますと
右 遠視2.25 乱視少し を入れる事で、
右と左のバランス偏光板で見ていただいたそころピタリと同じ見え方になり視力も1.0が見えました。
検査中に光の点(点光源)を見ていただいたいたところ
視力が出ているにも関わらずしっかりと見えていないので、
疑問を感じまして、赤いレンズを通して見ていただいたところ
なんと右目の場合、赤い点が光点の下に見え、
近くのボードも同じ結果が出ました。 (この他にもプリズムの検査があります。)
そこでお客様に上下の視線のズレを説明しましたところ
思い当たるところがあるとここで聞き出せる事が出き、
これも原因のひとつではないかという事で、
遠近両用のレンズにプリズムをいれて物が上下に見えて滲むのを改善する事に成功。
これで、お客様の疲れも治るといいのですが、来週の仕上がりがたのしみです。
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