めがね 芯張り
芯張り
毎日めがねを常用しておりますと
一番劣化が激しい箇所は、耳にかける所になります。
長く掛けていると汗や整髪料などの影響もあり、ヒビや光沢感が無くなってきます。
めがねを複数所持されている方や短年でめがねを買い換えているめがね好きな方には無縁な話ですが、芯張りの話を簡単に説明をさせて頂きます。
写真の様に短冊状にしたセルロイドを2枚に割り、めがねのテンプに挟み、1日以上かけて熱圧着します。
完璧に着いたら、ヤスリでひたすら削り、モダンの形へと変えていきます。4種類のバフを掛けて仕上げます。
この様に仕上げたモダン(耳にかかるところ)は、そう簡単に動きませんし、金属のテンプルから外れることもありません。
最近は、指でモダンを引っ張ると動くモダンは、差し込みタイプになります。こちらの利点は、既製品のモダンでも対応が出来ることです。
めがねが好きで拘りたい方は芯張りをお勧めします。
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